この木、なんの木
以下は、「Aboriginal Food and Plant Trail」で教えてもらったことの箇条書き。
■食べられる実
黒紫色の小さな実。雪だるまみたいに丸い部位が二つ繋がっていて、一つは種、もう一つは食べられる果実。その名を、Illawarraz Plumとメモには書いてある。
これ、食べてみないかとガイドさんに薦められたんです。ガイドさん、地面にたくさん落ちていた実を拾って、美味しそうに食べていました。けれど、みんなが適当に歩いていた地面の上に落ちてたもの。キレイ好きの日本人。食べることが大好きな私なのに、思わず咄嗟に断ってしまいました。代わりにガイドさんから実を受け取り食べた外人さんは、まんざらでもない顔。ああ、食べておけば良かった!
他にも、蜂蜜の味がする実、とても甘い実など、食べられる植物がありました。
■水が飲める木
通称、ボトルツリー。下の写真のように、幹がボトルのように膨らんでいる。 ここをカットすると水がでる。そして、フタをしておく。
■毒のある植物
教えてくれたのは、オレンジ色をした可愛い実と木の皮。魚の漁に使ったりした。水の中に毒のある植物を放り込み、魚を一時的に麻痺させる。
アデレード植物園には毒のある植物も案外あります。だから、不用意に木を触ったり、実を口の中にいれたら、危ないですよ。
■道具に使える木
一つは、べたべたして、ノリのような樹液が採れる木。paraparaとメモには書いてある。 ノリで動物を動けなくさせる。
もう一つは、下の写真。食品を包んだり、包帯にできる木の皮。 木の皮が紙のように、ペラペラと薄く剥がれる。
本当は、もっとたくさん、色々なことを教わったのですが、その全てをお伝えできないのが、非常に残念であります。身近な植物を自由に利用できたら、世界が楽しいでしょうね。
最後に、私が驚いたのは、アデレード市内にある植物園に、食料や道具にできる植物が、『普通に』たくさんあることでした。いや、植物園というからには、特徴的で変わった植物を選んで植えているのかもしれない。いやいや、普通に生えている身近な植物を、アボリジニが知恵を使って利用してきたんじゃないか。などなど、考えました。